RTBとは?
RTBとは Real Time Bidding の略であり、日本語に訳せば「リアルタイム入札」。
「1インプレッションごとに複数の広告主が入札し、一番条件の良い広告をその場で媒体に表示させる仕組み」
のことです。
たとえばブログを見ているとき、ヘッダー画像や背景画像などはいつ見ても同じですよね。
ですが記事のサイドカラムやフッター等に表示される広告はページを開くたびに異なると思います。
それはページが更新されるごとに広告のRTBが行われているからなのです。
1impの属性などユーザーのデータもリアルタイムで判別され、その上でその属性に合った広告を選別して入札させるという高度なシステムです。
その処理はミリ秒単位で行われ、まさに「リアルタイム」の「ビッディング」と言えるでしょう。
RTBを実現するには各種アドテク事業者が対応しなければ成立しない
は言え広告の貼られているページが開かれるたびに広告配信者がリアルタイムでそれをチェックして、入札して、…といったことを繰り返しているわけでは無論ありません。 世界には1,000,000,000,000のWebページが存在するそうですから(*2014年時点のGoogle調べ。2018年現在ではさらに増えていることでしょう)人力でのチェックは到底不可能な話です。
今ではどのアドテク事業者も当然のように導入しているRTBですが、DSP、SSP、各種アドネットワークなどのサービスが対応して初めて実現するのです。
日本において初めてRTBを導入したサービスを展開したのは2011年1月のFreakOutであり、その際はSSP「Kauli」と接続してサービスを開始しました。