リッチメディア広告って何?事例と効果について解説
リッチメディア広告とは、
「動画や音楽を織り交ぜた大容量の動的な広告」
のことを言います。java・HTML5・Flash等を用いて配信することができます。
リッチメディア広告の特徴
今までの広告は静止画像やテキスト、簡単な動きのあるGIF画像バナーが主流でした。
しかしインターネット回線の速度が向上してきたことにより、今までの静止画像やGIF画像バナーもさまざまなバリエーションで露出されるようになり、同時にこのリッチメディア広告も広まってきました。
音声や音楽がついたテレビCMのような動画広告や、最近ではユーザーがクリックして遊ぶことのできる広告もあります。
リッチメディア広告の上手な活用によって、いっそうの訴求力UP・認知度UPが期待できます。
リッチメディアの効果
リッチメディア広告は良い意味でも悪い意味でも閲覧ユーザーの記憶に残りやすい効果があります。
たとえばリーセンシーやフリークエンシーを短く設定して対して過剰に広告を見せれば、ユーザーに悪い意味で認知され逆効果になってしまうでしょう。
またスマートフォンユーザーは「流し見」を前提としてコンテンツを閲覧していることが多く、再生に数秒かかるような広告はそもそも嫌悪されてしまうということにもなりかねません。
ですがイベントやキャンペーンの告知を音声や音楽のある動画広告で見せれば、静止バナーやテキスト広告に比べて認知の可能性が高まります。
一度購入や会員登録などの接触があった閲覧ユーザーに対しては特に多大な効果が見込めるでしょう。
(⇒リターゲティング広告)
また斬新な広告やおもしろい広告であれば長く広告に接触されるので、訪問したメディアでの目的を忘れて商品購入や会員登録に誘導できるかもしれません。
リッチメディア広告を導入したところ、通常の静止画像バナーと比べて3~4倍流入が増えたという事例もあります。
リッチメディアの事例
海外の事例になってしまいますが、googleが提供しているrichmediagallery.comがオススメです。
見方は、ハンバーガーボタン「三」みたいなボタンが右上にあるのでそこをクリックしGalleryのタブをクリックしましょう。
画像が一覧として表示されるので気になった画像をクリックすれば、リッチメディアが実際に動いている所をデモとして見る事ができます。
まとめ
リッチメディアは視覚的に訴求できる広告なので、記憶に残りやすい効果があります。
作ったリッチメディア広告のターゲットやコンセプトの整合性がとれていれば、ブランディング効果や商品、イベントなどの宣伝効果は通常のバナーに比べて良くなるでしょう。
しかし、どれだけよいリッチメディア広告でもしつこいと思われるような配信間隔であればクリックされる事はありませんし、リッチメディア広告が動くまでに2秒・3秒かかるのであればスルーされてしまいますので、配信間隔や動くまでの時間を適切に調整していきましょう。