純広告とは?仕組みやアドネットワークなど他広告の違いについて解説
純広告(純広:ジュンコウ)には主に2つの意味があります。
- 広告主が媒体(の枠)を直接買い付けて広告を掲載する方法
- 期間保証やインプレッション保証などの露出課金型広告のこと
従来型の広告掲載手法。新聞広告、看板広告、電車の中吊り広告など。
インターネット黎明期に主流だった広告形態。「期間保証」はサイトの固定箇所に表示する期間を保証した広告、「インプレッション保証」は最低imp数が確約されている広告で、クリック数や成果数が報酬と関係しないこれらの広告を「露出課金型広告(露出報酬型広告)」と言う。
ネット広告の文脈では後者の意味で使われることがほとんどです。
純広告(ネット広告)の例
アドネットワークなど他広告の違いは?
純広告とその他広告の違いについて表でまとめてみました。
料金体系 | 費用感 | 露出度 | |
---|---|---|---|
純広告 | 期間 | 高 | 高 |
アドネットワーク広告 | クリック | 安~中 | 中~高 |
DSP広告 | インプレッション | 安~中 | 低~高 |
アフィリエイト広告 | 成約 | 安~高 | 低~高 |
このように、純広告は露出度は他の広告に比べて高いので媒体がよければ広告効果は他の広告に比べて高いのが特徴。
また、面倒なアフィリエイト用のコードやアドネットワークやDSP広告のようにタグを設置する必要がない為、媒体側は面倒な作業をする必要がないので快く受け入れてくれる所が多いです。
しかし、「期間配信」という事もあって料金は他の広告と比べて高めです。
他の広告に比べて数倍、数十倍違うといった事も少なくありません。
ネット広告の主流は純広告から成果報酬型に
現在多くのネット広告は成果報酬型広告(アフィリエイト広告)です。
しかし最近数多く立ち上がっているWebメディアの記事広告は「1記事○万円」のような形態も多く、ある意味純広告にカテゴライズしても良いのかもしれません。
PV保証などをつけているケースは純広告と成果報酬型のハイブリッドとも言えるでしょう。
変容と発展を続けるネット広告の動向に注目です。